成人男性の多くは加齢を重ねると共に男性器の勃起持続時間が減少していきます、
これは生き物として当たり前の現象であり肉体の衰えの一部ともいえます。
精力もそれにあわせ減退していきますが個人差があるので青年期で性欲があまりない男性も居れば、中高年を過ぎて益々盛んになる人もいます。
そこで、青年期から中高年期の人が何らかの原因で勃起がしにくい体質となった、またはセックスのときに勃起しない原因について説明をしています。
勃起不全の原因と共に解決策のひとつとしてサプリメントを服用したペニス増大、勃起不全解消についても説明を加えています。
本来、サプリメントはあくまでも補助効果として服用するものですが、勃起するためのきっかけとして紹介しています。
勃起不全(ED)の原因
肉体的な原因で勃起しない場合は、
衰えた肉体を補助で一時的に勃起を持続が可能ですが精神的なことが原因によるEDには長期的な治療が必要となるケースがあります。
特に若い世代ほど精神的な原因による勃起不全に悩む層がおおくなっているのが特徴です。
サプリメントにも症状にあわせた種類があり、服用する人の症状や体質、副作用を検討してから服用が必要です。
市販品でもサプリメントを購入ができますが海外のサプリメントには粗悪品も混ざっているケースも有り専門知識がない人には個人輸入はおすすめできません。
個人輸入ができない人はまず、専門の医師の診察をうけ処方してもらった治療薬を服用するのがおすすめです。
服用する薬と同じ成分のサプリメントを市販品で探して購入するのもよいでしょう。
いずれにしても最初は診察を受けて自分の症状を把握、当面は診察にそった治療を継続し回復してから市販品サプリメントを補助薬として服用するのがカラダにも経済的にも負担が少ないといえます。
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勃起不全の理由:疲れが溜まると勃起しない理由・煙草・疲労、ストレス
ED の定義
十分な勃起が得られないか、又は(and / or)維持出来ないため、満足な性行為が出来ない。
上記の状態が、
少なくとも3か月以上持続。(ただし、外傷や手術などの物理的要因がある場合には、3か月以前にも診断できる)
とされています。
ED の症状
中折れ
- 「性欲や興奮はあっても、なかなか勃起しない」
- 「最初は勃起するけれど、持続ができない」
- 「挿入できても途中で抜けて【萎えて】しまう」
など、 ED の症状は人によってさまざまです。
これらの結果、性的能力に自信がもてず、性生活に億劫になってしまう人も多く見られます。
通常、性的な刺激を受けると、脳による興奮が神経を通して陰茎に伝わります。
すると陰茎海綿体の動脈が拡張し、十分な血液が流れ込むことで大きく膨らむのが、いわゆる勃起という現象です。
しかし、神経や血管に何らかの問題があり、海綿体に十分な血液が送り込まれないと、満足のいく勃起が得られず、ED 症状につながります。
ED の分類と原因
- ≪性的刺激を脳で感じる≫
- ≪性的興奮が神経を通じて陰茎に伝達される≫
- ≪陰茎動脈の拡張によって血液が性器海綿体に流れ込む≫
という3つが必要不可欠です。
脳が性的刺激を受けると、性的興奮が脳から陰茎に伝わり、陰茎動脈血管の内皮細胞から一酸化窒素(NO)が分泌されます。
これが陰茎海綿体の平滑筋の中で、サイクリック GMP という神経伝達に関わる物質を産生し、血管平滑筋を弛緩させます。
すると大量の血液が海綿体内に流入して、勃起が起こります。
これらのうち一つでもうまく働かないと、
十分な勃起が起こらず、十分な硬さが出ない、中折れなどの ED 症状が起こります。
また神経や血管の損傷が大きい場合には、まったく勃起をしないということも起こりえます。
中折れの悩み
男性にとって自信を打ち砕かれる瞬間、または「年取ったなぁ~」と自覚する瞬間に「中折れ」を体験したときがあります。
20代、30代は自信に満ち溢れ一日に数回セックスしても平気だったのに、たった1回のセックスさえも中折れで最後までやりきれない・・・
そんな経験を数回も味わうと男性としての自信を失い、セックスに対して臆病になってしまいます。
- 相手を満足させることが出来なくて申し訳ない気持ち
- 自分が男性としての機能を果たせていない恥ずかしさ
などがあります。
疲労や精神的なストレスが原因による一時的な中折れもありますが、中折れを経験すると一種のトラウマのようになり次の性行為で思い出して途中で中折れが再現されるというループにハマってしまう人達がおおいのです。
男性は女性が考えるよりナイーブな生き物のようです。
ただし、中折れを改善する方法も広がっており中折れが克服できないワケではありません。
中折れ改善
まずは自身の生活の中で原因となった事柄を把握から改善の一歩が始まります。
- 精神的なストレスを仕事や対人関係で抱えていないか?
- 体力が低下しているのでセックスしていないか?
- 食欲減退、精力減退を感じているのに性行為をしていないか?
特に精神的ストレスについては原因としての要因が強くパートナーからの一言が原因でED発症となる人も数多く存在します。
それと比べて体力低下、食欲減退は薬で改善する事が可能であり生活習慣の乱れを正すことと併用して強精剤などで衰えている体力や疲労を回復で再び勃起力が戻すことも出来ます。
勃起の仕組み
勃起とは?
勃起は一見すると、単純で動物的な現象のように思えますが、そのメカニズムは意外に複雑です。
勃起が起こるためには、神経や血管が正常に働き、また勃起に関わるさまざまな物質が放出されなくてはいけません。
陰茎海綿体と尿道海綿体
男性の陰茎には、左右一対の陰茎海綿体と、その下に1本の尿道海綿体が通っています。
陰茎海綿体
このうち勃起に関係するのは、陰茎海綿体のほうです。
海綿体は、細い糸のような血管が無数に集まったスポンジ状で、周りを分厚い「白膜」が覆っています。
非勃起時には、陰茎海綿体につながる血管や平滑筋は収縮した状態で、血液が中に押し寄せることはできません。
おもに毛細血管を通して、 海綿体組織に栄養や酸素を運ぶだけにとどまっています。
しかし男性が性的刺激を受けると、まず脳の中枢神経が興奮し、その情報が脊髄神経を通って陰茎へと伝わります。
すると体内では一酸化窒素が放出され、これが勃起のGOサインとなります。
陰茎深動脈
一酸化窒素が放出されると、勃起にもっとも関わる「陰茎深動脈」という血管と、バルブのような役割を果たしている「螺行(らこう)動脈」がゆるみ始めます。
さらに海綿体の平滑筋も弛緩によって、多量の血液を受け入れる準備が整います。
そして一気に海綿体へと血が流れ込み、無数の糸のような血管に血液が流れ込み、血液の圧力によって、海綿体は硬くなります。
これが勃起という現象です。
一旦、勃起すると、海綿体を覆う白膜がパンパンに膨れた状態となり、静脈が圧迫されます。
これによって陰茎の内圧が上がり、一度流れ込んだ血液が簡単に出て行くことなく、勃起が維持されます。
生活習慣病によるED
生活習慣病は、
- 慢性的な喫煙
- 過度の飲酒
- 乱れた食生活
- 運動不足
- 肥満
- ストレス
などを原因とします。
代表的なものとして、
- 高血圧症
- 糖尿病
- 高コレステロール血症
などを引き起こし、 結果として最終的には、
- 心臓病
- 脳卒中
のように死に至る病にもつながります。
生活習慣というぐらいですから、1年、2年で発症というわけではなく、10年20年かけて、 少しずつ病状は悪化していきます。
ちょうど、働き盛りの、早い人だと30代半ば、普通は40代、50代から発症します。
健康診断や人間ドック
会社の健康診断や人間ドックで、突然、高血圧、糖尿病、高コレステロールを指摘されて、 まずは運動、食事療法、減量を指導されますが、人間、そう簡単に今までの生活習慣、嗜好を変えることが出来ません。
体に悪いとわかってはいるけど愛煙家、お酒好きにとって禁煙、節酒は簡単そうで難しいですし、 運動、減量の為にジョギングなど、危機感のない人では長続きするわけありません。
むしろ運動で、いい汗かいてビールがおいしくなってしまいかねません。
健康診断の医師はいとも簡単に
- 禁煙
- 節酒
- 運動
- 減量
- 塩分控えめ
などと指導しますが、まずほとんどの方に、実践不可能なことは承知しています。
そして、しばらくして、再検査で異常値がみつかると、まずは薬で様子を診ましょうとなるわけです。
そして、よほどの改善がみられないかぎり、医師は投薬治療を続けざるをえません。
生活習慣病の初期症状で、男性なら、こんなはずじゃ!という前兆がみられることがしばしばあります。
それが、ED です。
ED とは、Erectile Dysfunction の略で、性交時に十分な硬さの勃起力が得られない、 または、十分な勃起力が維持できずに中折れしてしまう状態をいいます。
従来は、インポテンツといわれていましたが、直訳だと性的不能という、いかにも冷たい言葉であるために、中折れという 広義の意味も含めてこの10年来、ED という表現が一般的です。
心労性によるED
うつ病などの精神疾患がなくても、人間関係やストレスなどから ED になるケースも多くあります。
失恋や離婚
- 夫婦の不仲
- 嫁姑問題
- 男性器へのコンプレックス
- 経済的な不安
- 性病感染
- 妊娠に対する恐怖
などのように、日常生活でのストレスによるものを「現実心因」と呼んでいます。
現実心因
現実心因には、職場のストレスなど、かならずしも性行為とは直結しないものも多く含まれます。
仕事での小さな失敗や自信を喪失するような出来事があったり、心配事があって頭から離れなかったりすると、陰茎以前に脳が性的興奮を覚えにくくなります。
深層心因
深層心因とED
日常生活のストレスではなく、心の奥底に深く潜んだ怒りや憎しみ、不安などを「深層心因」と呼びます。
たとえば、
- パートナーへの愛憎葛藤
- 幼少期におけるトラウマ
- エディプス・コンプレックス(潜在的な近親相姦の欲求)
などが挙げられます。
またホモセクシュアルなども、深層心因に含まれます。
本人が自分で気づいている場合もあれば、まったく気づいていない無意識的な問題であることもあり、現実心因よりも一般的に複雑と考えられています。
精神分析などでトラウマを見つけたり、自分でも意識していない根深い問題を掘り下げたりするような、より本格的な心理療法が必要になる可能性があります。